2011年09月28日
A blue sky in the north Alps PART 2
上高地から槍ヶ岳山頂まではPART 1で!
さてPART 2 槍ヶ岳~南岳~上高地です
今回の山行はネ申ことマイコーさんとご一緒だったので天気が心配(笑)
しかしそんな心配や不安をまったく感じさせない初日そして2日朝の槍ヶ岳山頂!
さ~ど~なることやら
マイコーさんのキジ打ち後10時25分頃槍ヶ岳山荘を出発,南岳方面へ向かいます

槍ヶ岳から南岳までは「雲上の楽園ルート」と呼ばれることもあり今回の山行において
大きな楽しみのひとつでした!
まずはジグザグの道を飛騨乗越まで下ります
ここは標高3,020mの日本最高所の峠です
一気に下りきった後は再び登り,当然ですが(笑)
結構きついんですけど・・・ほんとに楽園???

振り返ると「槍」が!この方向から眺める姿もいいですね~

昨日泊まった殺生ヒュッテが小さく見えます

ふぅ~本日2つ目の山頂制覇!「大喰岳」標高3,010m日本第10位のお山です

さぁ次の山頂目指しましょう!
穂高の山々も迫ってきましたね~

大喰岳を下って中岳との鞍部に着くと2段梯子を登ります
「雲上の楽園ルート」?嘘です(笑)

2段梯子を上ると間もなく「中岳」山頂です
本日3つ目!標高3.084m
当然ながら雨は降ってませんが暗黒のフォースの怨念かガスが・・・(笑)

ここからがこのコースのハイライト3,000mの気持ち良いゆるやかな稜線歩き!!!
のはずですが・・・ガス(涙)
ガスの中を下を向きながら進むと(笑)目の前に巨大な岩場が!

以前死亡事故もあったらしいトラバース道,慎重に慎重に!

岩場を過ぎると天狗原稜線分岐へ
ここで初日の横尾に続き今回2度目の決断(笑)
計画では天狗原を一気に下り横尾でテント泊,最終日はのんびり過ごそう・・・でした
が・・・「雲上の楽園ルート」・・・予想を超えたしんどさ
そして・・・ガス(笑)
ここで決断!計画変更して南岳経由で南岳小屋へ向かいます
15分?ほどガレ場を登ると「南岳」山頂!標高3.032m 本日4つ目の3,000m越え!!!

南岳山頂よりゆっくりと下り15分?ほどで南岳小屋到着!確か15時前くらいだったかと
山小屋でテント泊の受付を済ませサクッと設営完了!再び青空が!!!

しかし・・・あっという間にガスが!暗黒のフォース恐るべし(笑)

しかし・・・暗黒のフォースにも屈しない男が・・・ネ申(笑)
テント場(西側)はガスだらけも,ネ申の背後(東側)は透き通る青空!
キャラが180度変わってしましました(爆)

よほど嬉しかったのか,缶ビール500ml,白ワイン小瓶では足りず,追加で白ワインフルボトルを!
ちょいと居酒屋状態(笑)トイレに向かう若者も巻き込み山の話で盛り上りました
〆は焼酎ストレート♪

山歩きの疲れか,飲み疲れか(笑)7時20分頃には解散!テントへ潜り込みました
深夜何度か目覚め星空撮影を試みるも初日に続いて月が明るすぎて全てボツ(言い訳ですが・・・)
15日早朝あっという間に最終日です
5時前くらいでしょうか,東の空が赤く染まってきました
今日の天気も絶好調!!!

今日も富士山くっきりと♪

ご来光~♪ 計画変更大正解!!!

南岳小屋からサンダルでちょいと登ると憧れの大キレット,その先には北穂高岳
「今回は勘弁してやる!来年待ってろよ~!」(笑)

振り向けば昨日ガスっていた稜線と「槍」の姿も!

さぁ撤収して下山しますか~
テントはグランドシート以外は完全乾燥!食材は日々減っているはずですが出発時より
パッキングがパンパンなんですけど・・・
名残惜しそうに穂高連峰を眺めるネ申

再び「南岳」山頂,昨日とは違う眺望です

やはり「雲上の楽園ルート」ですね!


天狗原稜線分岐,すげ~急な下りです
道しるべも傾いてますね(笑)

ゴツゴツした岩場,鎖場,梯子とバラエティーに富んだ下りです
楽しいコースですが神経使います

下ってきた岩場・・・今日も空が青い!

ここから見る「槍」もなかなかいいですね~

青空とネ申(笑)

天狗のコルを越えると比較的なだらかな下りへ
しかし足元はゴツゴツした岩場,歩きづら~い!
雪渓とネ申(笑)

再び「槍」何処から見ても絵になりますな~

最後の目的地,標高2,524m天狗池
風もなく「槍」がくっきりと天狗池に写り込んでいます
これが見たかったんだ~♪

いつまでもここを離れたくない・・・そんな気持ちを抑えて長~い下山は続きます
天狗池から40分ほど歩くと天狗原分岐へ到着です
ここで初日に歩いた登山道に合流します
このあたりから2人とも疲れからか余裕もなくなり,写真も撮らず,会話も減り・・・(笑)
水俣乗越分岐を通過,ババ平で水分補給,槍沢ロッジでランチです
私は1,000円の牛丼をあっという間に平らげ,マイコーさんはカップヌードルを
ここで珍しい光景に遭遇しました!
ヘリによる物資輸送,聞けば月2回だとか~それにしてもすごい砂埃でしたよ!

槍沢でランチ後,さらに下り一ノ俣で小休止
ネ申は慣れない青空と太陽にやられてお疲れモード(笑)
ほんとは足が大変だったようで・・・

一ノ俣からさらに下ること一時間,やっと横尾です
ここで・・・ネ申・・・リタイア(笑)
後で知りましたが相当足が痛かったようで・・・
マイコーさんは横尾か徳澤園でもう一泊するようでした
上高地バスターミナルまでコースタイム約3時間
現在14時35分,最終バス18時,普通に歩けば間に合うでしょう~
ここで二人はお別れ,ラスト11キロ頑張るぞ~!
少し痛む膝をかばいながらハイペースのラストスパート
小休止1回,17時05分上高地バスターミナル到着,間に合いました!
5時25分のバスで沢渡まで戻り,事故渋滞に巻き込まれながらも22時過ぎ無事帰宅
今頃マイコーさん爆睡中かな~
こうして2泊3日の山行「北アルプスの青い空」は幕を閉じました
9月の平日,そして大きく安定した高気圧に守られ,とても静かで最高の天候に恵まれた
3日間でした
これもご一緒してくれたネ申ことマイコーさんお陰かと(笑)
新たな伝説の始まりです・・・(爆)
ネ申-Wikipedia
天気予報を無視し,降水確率10%でも確実に雨を降らせることが出来る特殊な能力を持つ男
以前は親しみを込めアメコーさんと呼ばれていた時期もあったようだが,その特殊な能力は
すでに人間界の常識を超え,決して近づくことができないサンクチュアリに達している
現在はネ申と呼ばれ周囲から恐れられ,すでに伝説化している
〔編集〕
しかしながら2011年9月信じられないような事件が起こった
これまで恐れられていた特殊な能力が急速に衰退し,同時にまったく異なる能力を発揮した
通常不可能とされる安定した気圧配置を長時間かつ広範囲で思いのままに操ることが出来る
新たな能力を身につけた
今後は誰もがネ申=晴れ男と認識を改め,新たな伝説を数多く残していくだろう
関連項目:ガスヲ
2011年09月19日
A blue sky in the north Alps PART 1

何処へ行こうかな~
楽しく妄想しているとあの方のブログがアップされました
ネ申のブログが・・・(笑)
それはまさに悪魔の囁きでした(爆)
9月第二週10連休・・・山へ・・・
こりゃ最悪だ!どうしよう・・・
日程を変えるか・・・
密かに情報収集して別の山にするか・・・
今年一番の悩みです・・・
悩んだ結果・・・「休み合えばご一緒しませんか?」・・・メールしてしまいました(笑)
ネ申-Wikipedia
天気予報を無視し,降水確率10%でも確実に雨を降らせることが出来る特殊な能力を持つ男
以前は親しみを込めアメコーさんと呼ばれていた時期もあったようだが,その特殊な能力は
すでに人間界の常識を超え,決して近づくことができないサンクチュアリに達している
現在はネ申と呼ばれ周囲から恐れられ,すでに伝説化している
関連項目:ガスヲ
ということで9月13日(火)~15日(木)ちょっと遅めの夏休み,マイコーさんと
北アルプス「槍ヶ岳~南岳」へ行ってきました!
神様~お願~い!晴れてくれ~!神に祈ってもダメか(笑)
12日23時過ぎ,沢渡第二駐車場到着
マイコーさんはすでに到着済み,時間も遅いので簡単に挨拶して解散
車中で缶ビールを一気飲み・・・おやすみなさい
13日5時,タクシーでいざ上高地へ
6時ちょい前いざ出発!
初日の予定は槍沢ルートで殺生ヒュッテまでのハードスケジュール
明神~徳沢~横尾まではハイキング気分のほぼ平坦なコースです
明神橋を渡るマイコーさん,まだまだ余裕です

約2時間で徳澤園,ここで小休止
3年前嫁と来た時はず~と雨,なるほどこんな気持ち良いところだったのか~!

徳沢からさらに1時間で横尾へ到着,ここが運命の分かれ道です
橋を渡ると涸沢へ,直進すると槍方面
山ガールもいないようなので迷わず槍方面へ(笑)
ここまで上高地から11キロ,槍ヶ岳まで11キロちょうど中間地点
ここから先,徐々に本格的登山道へ

しばらくは気持ちの良い樹林帯の中をゆったりと歩き少しずつ高度をあげていきます
梓川の水は透き通るような青緑色ですね

一の俣手前の槍見河原,ここで初めて「槍」の穂先が!
それにしても遠い・・・

二の俣を通過し河原から離れると槍沢ロッジまでの急登
あ~しんどい・・・槍沢ロッジ到着!
上高地バスターミナルの標高は1,505m,槍沢ロッジは1,825m,これだけ歩いてまだ300m程度しか
登ってない~!!!

槍沢ロッジからはほぼ太陽を遮るものはありません
9月とはいえ強烈な日差しが体力を奪っていきます

槍沢ロッジから40分ほどでババ平に到着,このテント場には水場がありここでランチタイム

きつい・・・
「槍」はまだか・・・
まったく見えない・・・(笑)

水俣乗越分岐(標高2,094m)を左に行き斜度がきつくなります
右側のトンガリ頭が槍に見えてきた・・・疲れからくる幻覚か・・・(笑)

天狗原分岐(2.345m)を超えるとさらに斜度はきつくなり,時折太陽が雲に隠れるとホッとします(笑)
「何故だ!何故,空が青いんだ!雨よ降れ~!」byネ申

あ~辛い・・・
雨が降らないと調子が出ない・・・

グリーンバンド手前あたりで(多分)久しぶりの「槍」が!!!
一気にテンションがアップ!アドレナリンMAX!!!

グリーンバンドで最後の水場
無心で水を飲みまくり(笑)
生き返りました~♪

おおおおっっっ!!!「殺生ヒュッテ」の標識が!!!
よ~しもう少しダ~!!!
最後の力を振り絞りここからはガレ場をひたすら登ります
どんどん「槍」が大きくなります
またまたテンションアップ!

このお方のテンションは???(爆)

ほら見上げてごらん!青空が!!!

17時殺生ヒュッテ到着(標高2,970m)
上高地を出発して11時間,標高差1,465mよく歩きました
それにしてもアクセス長すぎ~ほんと遠いです
早速受付をして設営完了!
ロッジ前のテーブルで乾杯!!!
時間も時間なので速攻夕食,19時30分マイコーさんテントへ
その後一人赤ワインをチビチビ・・・
寒さに耐えられず20時テントへ

翌朝4時4分・・・バンカーさんからのメールでお目覚め(笑)
メールの内容?内緒です(笑)
たいした内容ではありません,いつものことですが(爆)
おかげで綺麗な星空を堪能することが出来ました!
ただ月が明るすぎて写真は全てボツ(笑)
14日2日目の夜明けです
今日も天気は絶好調!!!

富士山と南アルプスそして八ヶ岳もくっきりと~♪


「槍」も赤く染まり,素晴らしき一日の幕開けです!

オレンジ色がマイテント,手前の黄色がマイコーさんのテントです

しばし素敵な朝を楽しみ,荷物を纏めいよいよ「槍」の穂先を目指します
正面のガレ場のコースを避け,右手より東鎌尾根に向かいます
急斜面のガレ場をジグザグに上がると東鎌尾根へ
右正面には北鎌尾根の荒々しい姿を見ることができます
こんなところ絶対行けないね~(笑)

歩いてきた尾根を振り返る
なかなかの高度感でした!

最後はガレ場に戻り槍ヶ岳山荘へ!

槍ヶ岳山荘到着!(標高3,060m)
テラス席が素晴らしく気持ちよく,しばしゆったりとした時間を楽しみます
実はマイコーさんのキジ打ち待ち(笑)

さ~いよいよですよ~!
カメラと水だけ持って穂先目指してGO!!!!!
こんなところよじ登ったり

こんな梯子登ったりして

穂先に到着!余裕ですか~(笑)

日本第5位標高3,180メートル「槍ヶ岳」制覇!大感激!!!
昨日からの苦しさも一気に吹き飛ぶ爽快感と達成感♪
そしてこのメンバーでこの青空!!!

360度の眺望,表銀座や穂高連峰が目の前にくっきりと~♪



しばらく山頂を満喫し,後髪を引かれる思いで(前髪はありませんが!)下山
下りは登り以上に慎重に!

下山後,テラス席でのんびりとブランチ♪
10時過ぎ「南岳方面」へ出発です
のはずが・・・再びキジ打ち待ち(笑)
PRAT 2へ続く
2010年08月15日
南八ヶ岳テン泊&縦走 【後編】
2日目【後編】,いよいよ南八ヶ岳最高峰『赤岳』へ挑みます
気温8度,それぞれ朝食をとり昨日と同様,身軽なアタックザックで5:30出発!
昨日登った阿弥陀岳が朝日を浴びて綺麗ですネ~

ちなみにテント内はこんな感じ,一人だと十分すぎる広さです

赤岳へは文三郎道からのコースを選択
中岳との稜線までは急な階段,鎖場の連続で一気に標高を上げていきます

標高を上げると急に生ぬるい風が・・・
日が差し込んでいるためテント場より気温が高いんですかね~?
阿弥陀岳に赤岳の影が・・・

さぁいよいよ赤岳が近づいてきました

長い鎖が設置された岩場をガンガン登ります!楽しいよ~

頑張りました!
『赤岳山頂2,899.2M』
気分も天気も最高ですネ~

さえぎるものがない抜群の眺望!

富士山見るとテンション上がります♪

手前は権現岳,ギボシ・・
遠くに南アルプス
左から北岳,甲斐駒ケ岳,仙丈ケ岳の山頂が見えますね~
あってますよね?(笑)

山頂は意外と狭いです

赤岳山頂荘付近から見る赤岳展望荘

ザレた急斜面を落石に注意して下り地蔵の頭へ
左へ行くと行者小屋へ戻れます
直進すると横岳方面,迷わず直進!

横岳は稜線に連なる岩峰群の総称
横岳本峰の奥の院を目指します
ギザギザで険しそうですね~(笑)

この一帯は高山植物の密生地らしいのですがちょっと時期が遅かったですネ

心地良い風を感じながらの稜線歩きはほんと気持ちいい!

岩稜,ハシゴ,鎖場,変化に富んだコースを歩きます

やったね!横岳本峰『奥の院2,829M』登頂!

さぁ,ここまで来たら硫黄岳まで行っちゃいましょ~!
鎖を手すりに岩稜を下り,ハシゴを下り,リッジをまたいでトラバースしたり・・・
しばらくは緊張が続きます

赤褐色のコマクサ群落地を抜けると景色が一気に変わります
硫黄山荘が見えていました
ここは以前皇太子様も宿泊されたようです

ケルンが立ち並ぶ広大な傾斜をゆっくり登ると山頂です
『硫黄岳2,760M』本日3つめの頂!!!

山頂というより広場(笑)
ここからの眺めは素晴らしい!
写真右は昨日登った阿弥陀岳
そして今日歩いてきた赤岳,横岳が一望!!!
自分が歩いてきた山々を見ることが出来るってなんか感激!

いよいよ下山です
悲しい・・・
先程歩いてきた稜線美しい~

右手に北八ヶ岳の山々を眺めながら稜線を下り赤岩ノ頭からは
樹林の中一気に標高を下げていきます
ほぼノンストップで赤岳鉱泉へ

赤岳鉱泉で一服後,いよいよゴールが近づきます
最後に尾根を越え行者小屋へ
時間にして30分程度でしたがここが最も辛かった・・・
13:30行者小屋到着!
8時間11.4キロ(はかせさん計測)
多分ほぼコースタイムかと・・・
車の運転までまだまだ時間があるので迷わず
『乾杯~!』

最後はちょっと贅沢してざる蕎麦を食べ腹ごしらえ
さぁテントの撤収です
行者小屋ともお別れです
土曜日ということもあり,すでに多くのテントが設営完了(笑)
ここから美濃戸まで2時間弱歩きます
久しぶりに背負う10キロオーバーのザックがズシリと重いです

16:50美濃戸着,近くの温泉で2日間の汗を流し解散!
今回は多分単独行になると思い多少の不安を感じていましたが,
はかせさんという心強いパートナーとご一緒することができて
安心,安全で最高に楽しい2日間を過ごすことができました!
やっぱり山はいいね~!!!
2010年08月10日
南八ヶ岳テン泊&縦走 【前編】
8月6日(金)~8月7日(土)南八ヶ岳へ行ってきました
先月ブログで「赤岳に行きます」と何気なくつぶやいたところはかせさんがご一緒して
いただくことに!はかせさん一週間前,富士山登ったばかりですよね?(笑)
2日間の行動はこんな感じ・・・(はかせさんの記事から拝借)
1日目 美濃戸山荘→(南沢廻り)→行者小屋(テント)設営→阿弥陀岳山頂(2805m)
→行者小屋テント泊
2日目 行者小屋→(文三郎尾根)→赤岳(2899m)→地蔵の頭→三又峰→横岳(2825m)
→台座の頭→硫黄岳(2742m)→赤岩の頭→赤岳鉱泉→行者小屋→美濃戸山荘
駐車場7時30分いざ出発!
行者小屋を目指し南沢コースへ
しばらくは林道を歩きゆっくりと標高を上げていきます
道中こんなことも・・・(笑)
キノコ大好きなはかせさん,道中『キノコセンサー』MAXです
このキノコを発見した時は大興奮してましたね~
空気が美味しい
やっと視界が広がり青い空と山の姿が!
約1年ぶりに背負うザックは重い
ザックの重さとはかせさんのキノコ撮影によるタイムロスにより(笑)
コースタイム2時間10分を大幅に上回る3時間かけてやっと行者小屋へ!
ふふふ・・・実は密かに新幕購入,エラライズ2
散々悩んでふつ~のテントに落ち着きました
設営後アタックザックに食料,水,雨具,そしてデジイチと
トレッキングポールを持って早速ピストンで『阿弥陀岳』へ
歩いて間もなく中岳道と文三郎道の分岐へ
阿弥陀岳へは中岳道を進みます
林道を一気に登り標高を上げ中岳コルを目指します
林道でパラパラを雨に降られましたがすぐ止んでくれました
中岳コルから急勾配の阿弥陀岳を見上げます
『ほんとに登れるの~?』
梯子や鎖場があるのでトレッキングポールは草むらに隠してアタック開始!
降り向くと明日登る予定の赤岳が
小さく見える人達がいるところが中岳コルです
途中の鎖場ネ!
楽しいよ~!
こんな人も(笑)
『阿弥陀岳』山頂!標高2,805m! バックは赤岳です
風も無く誰もいない山頂
こんなことしたり・・・
こんなことしたり・・・
一時間程滞在し下山
行者小屋に戻り速攻『乾杯!!!』
乾杯して間もなく夕立が・・・
まさに集中豪雨
我々運良く屋根付のテーブルを確保していたため
集中豪雨も関係なし!
関西のおじ様達,相模原のおば様と大いに盛り上り居酒屋状態(笑)
色々なおつまみまで頂きました!

生ビール,缶ビールそして持参した芋焼酎,〆ははかせさんのカレーです!

気がつくと雨も上がり青空が


ほろ酔いで19時半頃解散
20時消灯 早っ! すでに隣のテントからは大きないびきが・・・(笑)
3時・・・
周りの学生さん達の撤収が始まり目覚め

テントから空を見上げると満天の星が!

寒かった~ 明け方の気温は8℃だったようです

あまりの寒さに再びシュラフに潜り込み4時半再び起床
【その2】へ続く・・・
登山データ詳細は,はかせさんの記事で!
2009年06月02日
標高1500mの別世界
5月30日~31日,悪天候とわかっていて初めての『上高地』へ
延期しようかとも考えたが2週間前から計画し待ちきれなかったこと,
そしてなによりも「キャンプは雨でも楽しいじゃん!」ということで
行ってきました!
上高地はペットNGなので残念ながらアプ君は留守番です
7:00新宿発スーパーあずさ1号で松本へ
朝から駅弁でパワーを蓄えます
朝からワイン???もちろん嫁です(笑)
2時間半ほどで松本に到着,しばしバス待ち
ここからはハイブリットバスに乗り換えます
バスに揺られること1時間半,やっと「上高地」バスセンターへ 12:00着
観光客で賑わっています
天気は・・・雨です
さ~てポンチョをまとい出発しますか~
ザックは約10㎏(嫁は6㎏+カメラ,他)
5分ほどで河童橋へ
人で溢れかえっています
絶景ポイントらしく本来は穂高連峰が一望できるそうです・・・雨が強くなってきました
ここからまずは明神橋を目指します
ルートは梓川をはさんで左岸と右岸の2通りありますが往路は右岸を歩きます
雨はだいぶ弱まりましたが相変わらず降ってます
河童橋をスタートし,ゆっくりと歩いて1時間15分,明神池に到着し休息
雨は一段と激しさを増します
気合を入れて歩き出すとすぐに明神橋が姿を現します
すると・・・「おっっっ!晴れてきた~!」
この青い空は時間にして10分ほど・・・
林道を歩いていたらこの景色に出会うことはなかったと考えると幸せな気分
明神岳です
そして再び雨・・・
明神橋を渡ると左岸ルートとの合流地点です
多くの観光客はここで河童橋へ戻るコースらしいですが僕らはさらに先を目指します
新緑が眩しい・・・
空気が美味しい・・・
水が透き通るように綺麗・・・癒されます
でも雨は・・・土砂降りになってきました
観光客はほとんど姿を消しました
河童橋からゆっくりと歩いて約2時間30分(時間かかりすぎ!)
やっと目的地『徳澤キャンプ場』へ
ここは井上靖さんの「氷壁」文中の山宿「氷壁の宿 徳澤園」が管理するキャンプ場です
電気は自家発電,外灯はなし,TVもなし,携帯は圏外・・・とのことです
ここのロビーで受付を済ませ(1人500円)設営です
もともと放牧地だったそうでふかふかの草地で気持ちがいいです
晴れていれば3000m級の明神岳や奥穂高岳が拝めたはず・・・
雨はしばしの間止んでます
軟弱キャンパーはタープ持参です(笑)
*写真奥が「徳澤園」,車は許可を持った関係者のものらしいです。
タープの下で早い夕食です
お菓子はもちろん主食はアルファー米と
カレー!あっ当然ビールもネ!
静粛,そして小鳥のさえずり,風の音をBGMに癒しの時間がゆっくりと過ぎていきます
が・・・長くは続かず!
再び大粒の雨とともに一気に冷えてきました
テントに場所を変えて飲みなおしです
バーボンを胃袋に流し込み体を温めます
今度は雨音をBGMに
外は真っ暗,唯一の明かりは「徳澤園」
からのほのかな明かりだけです
夜の撮影は大雨のため断念!
爽やかな朝です
雨が降っていなければ!
朝食はホッとココアとワッフル
ニリンソウが見頃(らしいです)
8:30AMキャンプ場を後にします
復路も同じ道を通り,明神からは左岸を歩きます
往路と比べると少し距離が短いようです
ず~と雨のため写真はほとんどありません
河童橋近くのビジターセンターで
野生の小猿がくつろいでいました
河童橋に戻ってきましたが相変わらずの天気です
なにはともあれ無事の帰還に
「乾杯!」,ラーメンもネ!
ゆっくりとバスの発車まで休息
帰りは松本までの直行バスがない為
途中「新島々」まで行き,そこからは
ローカル線で松本へ
特急スーパーあずさで新宿へ
(嫁のワイン)
初めての『上高地』は残念ながらほぼ雨でした
往復約14キロのプチトレッキングキャンプは終わってしましました
たった2日間そして悪天候ということもあり多分上高地のほんの少ししか体験する
ことができなかったと思います
写真に残したものとなるとさらに少なくなります
でも雨だからこそ,必ずまた訪れたい場所だと強く感じました。
季節によって,天候によって,また違った表情で迎えてくれるであろう『上高地』へ・・・
アプ君ただいま~!!!